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2014年7月17日木曜日

Javaの定例アップデートで「Java 7 Update 65」と「Java 8 Update 11」が公開

Javaの20件の脆弱性を修正した「Java 7 Update 65」と「Java 8 Update 11」が公開されました。
なお、本ブログ「WindowsXPのJavaサポートが終了しました」でも記載した通り、WindowsXPに対してはサポートが終了していますが、アップデートが出来ないというわけではないようです。
OracleでJavaプラットフォームグループのプロダクトマネージャーを務めるHenrik Stahl氏は11日、このアナウンスは「Windows XP環境ではもうJavaが動かなくなる」「OracleはWindows XPへのJavaのアップデートは提供しない」ということを意味するものではないと説明。すべてのバージョンのJavaはWindows XP上でも動作することを想定しており、セキュリティアップデートの配信も継続するが、すでにOSのサポートは終了しており、Windows XP環境におけるJavaについて完全な保証は提供できないとして、新しいOSへの移行を強く推奨するとしている。
今回のアップデートはインストールする途中でAskツールバーが付いてきます。
デフォルトでは全チェックがONになっているため、ブラウザのホームぺ^時等もAsk.comに変更されますので、不要な方はチェックを外す方が良いでしょう。




また、今回のバージョンを適用するとJavaのコントロールパネルの詳細タブ内の項目が一部変更・追加されています。

【変更(内容は同じようです)】
 「安全な実行環境」⇒「セキュアな実行環境」

【追加】
 「Javaのインストールまたは更新時にスポンサのオファーを表示しない」のチェックボックス
 このチェックボックスをON(デフォルトではOFF)にすることでアップデート時にAskツールバーやMcAfee Security Scan Plus等のスポンサーソフトウェアのインストール画面が表示されなくなるようです。

詳細はOracleの公式サイトに記載がありますので参照ください。
サード・パーティのスポンサのオファーなしでJavaをインストールするにはどうすればよいですか。

2014年7月9日水曜日

【Adobe Flash Player】アップデート14.0.0.145が公開

Adobe社が2014年7月8日にAdobe Flash Playerのアップデートを公開しました。
Adobe Flash Playerの3件の脆弱性を修正したようです。
プラットフォームリリースバージョン
Windows/MacOS14.0.0.145
Linux11.2.202.394
なお、WindowsとMac向けの最新版14へ更新できず、13を使用している方向けに13.0.0.231もリリースされています。
Google ChromeとWindows 8.0向けのInternet Explorer 10/Windows 8.1向けのInternet Explorer 11に組み込まれているFlash Playerは、自動的に14.0.0.145に更新されるようです。

【Windows Update】今後のアップデート内容(2014年7月9日配信)

(2014/07/09:リリースされましたので、記事を更新しました)

2014年7月9日(水)のWindowsUpdateのリリース内容は合計6件(緊急 2 件、重要 3 件、警告 1 件)となっています。

 2014 年 7 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要

 2014 年 7 月のセキュリティ情報 (月例) - MS14-037 ~ MS14-042


リリースされたら本記事に追記させていただきます。


以下引用です。 (2014 年 7 月のセキュリティ情報 (月例) - MS14-037 ~ MS14-042
セキュリティ情報 ID
セキュリティ情報タイトル
最大深刻度
脆弱性の影響
再起動の必要性
影響を受けるソフトウェア
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2975687)
緊急
リモートでコードが実行される
要再起動
サポートされているすべてのエディションの Windows 上の Internet Explorer
Windows Journal の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2975689)
緊急
リモートでコードが実行される
再起動が必要な場合あり
Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows RT、および Windows RT 8.1
スクリーン キーボードの脆弱性により、特権が昇格される (2975685)
重要
特権の昇格
要再起動
Windows Server 2003 を除く、サポートされているすべてのエディションの Windows
Ancillary Function ドライバー (AFD) の脆弱性により、特権が昇格される(2975684)
重要
特権の昇格
要再起動
サポートされているすべてのエディションの Windows
DirectShow の脆弱性により、特権が昇格される(2975681)
重要
特権の昇格
再起動が必要な場合あり
Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2
Microsoft Service Bus の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2972621)
警告
サービス拒否
再起動不要
Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2

2014年7月8日火曜日

WindowsXPのJavaサポートが終了しました

2014年4月にサポート終了されたWindowsXPですが、Javaの提供元であるOracleがWindowsXP上で動作するJavaのサポートを終了する事をアナウンスされました。
以下JavaのFAQページにも記載されています。

 Windows XP and Java

そのため7月15日に予定されているセキュリティアップデートにもWindowsXP用の修正は含まれないようです。
Javaのサポート終了後もWindowsXP上で「Java 6」や「Java 7」を動作させることは出来ますが、脆弱性等の修正はされないため、ウィルス感染等のリスクは高くなります。

また次期メジャーバージョンの「Java 8」はWindowsXP向けには提供されないそうです。