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2014年5月31日土曜日

iTunesのライブラリを複数のPCで共有する方法

iTunesで曲などを共有するには「共有ライブラリ」や「ホームシェアリング」といった機能がありますが、共有するPCでiTunesを起動しておかなければなりません。

曲データも含めて全て1つのPCに格納してサーバー代わりにするのも可能ですが、そのためにPCを起動させておくのも無駄なので私はライブラリそのものをNASで共有しています。

通常iTunesのライブラリはインストールしたPC毎に保存されていますが、ライブラリのファイルを共有することで複数のPCで同じライブラリを使用することが出来ます。

※NASやフォルダ共有の方法は環境によって異なるので詳細は省かせていただきます。m(_ _)m

では、早速ライブラリを共有してみましょう。

 1.まずは現在しているiTunesのデータがどこに保存されているか確認します。
   iTunesを起動し、左上のメニューボタンから「設定」をクリックします。


 2.設定画面が開くので、「詳細」をクリックします。

 3.開いた詳細画面の「[iTunes Media]フォルダーの場所」の下に現在iTunesが使用しているデータの場所が表示されています。
   Windows7の場合、標準設定であれば「C:\Users\<ユーザー名>\Music\iTunes\iTunes Media」になります。

   (私の場合、「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダーにコピーする」をONにして曲データも含めてNAS上に放り込んでます)

 4.手順3で確認した場所をWindows上からフォルダーを辿っていきます。

 5.辿っていくと「iTunes Library.itl」が見つかると思います。
   これがiTunesのライブラリ用ファイルなります。

 6.iTunesを終了させ、「iTunes Library.itl」が入っているフォルダごと共有したい場所にコピーします。

 7.再度iTunesを起動させるのですが、この時にShiftキーを押しながら起動させてください。
   (画面が出てくるまで多少時間がかかるかもしれません)

 8.以下のように「iTunes ライブラリを選択」の画面が出てきます。

 9.「ライブラリの選択」ボタンをクリックし、手順6でコピーしたフォルダ内の「iTunes Library.itl」を選択します。

 10.選択すると自動的にiTunesが起動してくるかと思います。

 11.同じライブラリを使用したいPCでも手順7~9を行います。


以上でライブラリが共有されます。